ジョンソン
選手名:ジェイソン・マイケル・ジョンソン(Jason Michael Johnson)
生年月日:1973年10月27日
2007年成績:1勝4敗0H0S 防御率4.35
経歴:コナー高等学校-ピッツバーグ・パイレーツ (1997)-タンパベイ・デビルレイズ (1998)-ボルチモア・オリオールズ (1999 - 2003)-デトロイト・タイガース (2004 - 2005)-クリーブランド・インディアンス (2006)-ボストン・レッドソックス (2006)-シンシナティ・レッズ (2006)-西武ライオンズ (2007)
「メジャー通算55勝の大物助っ人」
選手紹介
・活躍
2006年オフ、プロ入り1年目から西武のエース*1として活躍してきた”松坂MLBへ移籍というビッグニュースが流れてきた。この年2位に入った西武であったが、チーム一番の勝ち頭だったのがこの松坂(17勝5敗)。チームとしてもポスティング移籍ということで多額の金銭が球団に入ったがその使い道として、球場の改修*2そして、このジョンソンの獲得(推定年俸3億5,000万円)に費やした。
「150キロを超える本格派」「2005年に200イニングを投げローテを守った」「メジャー通算55勝」とスペックだけを聞くと大物が来たなと誰もが思っただろう。
OP戦では慣れない日本のボールやマウンドの影響から死球を与えることもあったが、持前の速球とコントロールの良さを武器に3試合投げて防御率2.40とメジャーで10年近く投げていた実力を発揮する。
当然首脳陣からの期待も高く、開幕2戦目を任され、6回3失点とそこそこの内容に抑える。しかしこの試合から肘を痛めた影響で一時帰国してしまう。
元々キャリアを通してケガの離脱があったジョンソンであったが首脳陣も1試合で離脱するとは想定外だったことだろう。その後、2か月の休養期間を経て6月に1軍に復帰する。しかし、数試合投げたところで再び肘を痛めてしまう。
2003年から2005年まで180イニング以上投げた影響なのか前年(2006年)には登板数も減っており、来日当時33歳という年齢から長年の疲労や衰えも考えられる。
結局この年1勝4敗に終わってしまい、チームも松坂の穴を埋められずBクラスだった。
・査定について
--【装備品】--
バット:黒→黒(デフォ)
グローブ:茶→茶(3/18OP戦、3/25)
リストバンド:-/-→-/-
--【基礎能力】--
球速146キロ→150キロ:(2006/08/18。2008/9/26※リリーフ)146キロ(2007/06/14)152キロ(パワメジャ1)
コンE→C60:1軍BB/9=2.18/2軍BB/9=2.86。(パワメジャ1B)
スタB→C67:100球越え2度(最多124球)。(パワメジャ1A)
変化球:
(ツーシーム):→シンキングツーシーム。野球小僧○(14決、プロスピ4)
・スライダー2:野球小僧◎(14決1)
(カットボール):ツーシームのことか?映像では確認できず(プロスピ4/2、BBH3/1)
(カーブ):→ナックルカーブ。野球小僧○(BBH3/1)
・ナックルカーブ2:若いころはカーブが主体だったようだが、来日前から投球スタイルに変化があり割合が減っている。(パワメジャ1/2)
(チェンジアップ):HR打たれた映像もあるが、他の球種を優先し削除。野球小僧○(14決3、パワメジャ1/2、プロスピ4/2、BBH3)
・シンキングツーシーム3:ツーシーム主体?。MLB実況ではシンカーとも。
(Hシュート):恐らくツーシームのことを指している(BBH3)
--【特殊能力】--
打たれ強さD:LOB率71.4%(14決D)
対ピンチD:被打率.278/得点圏.286(14決D)
対左F:07年右.200(75-15)/左.349(83-29)08年右.262(73-17)/左.300(57-15)MLB通算右.280/左.298(14決D)
ノビE:被打率の高さ調整。(14決D、パワメジャ1F)
クイックD:特になし(14決D)
ケガF:開幕後1試合投げたが、右ひじ靭帯痛で2か月離脱。キャリア通じて肩のケガもある(14決F、パワメジャ1B)
回復E:翌年のMLB復帰では、リリーフ中心。衰えもあるのかケガしがちで振るわなかった(14決-、プロスピ4E、怨霊E)
(内角攻め):OP戦で3試合全て死球を与えている。ボールが合わなかったのか?シーズンでは2死球。
(奪三振):K/9=4.14
(ランナー○):走者無.277/走者有.280
(軽い球):HR/9=0.87。MLB通算も高めだが付けず。
(乱調):QS率71.4%とイニングイーターとしての働きはしていた。
寸前:5回の失点が8度と最多。08年MLBでもリリーフで2度サヨナラ負け。精神的に弱い?
変化球中心:MLBでは速球の割合が多く見えるが、実際はツーシーム(シンカー?)ではないか?
(投球左):MLBの映像を見る限りではプレート位置は変わらず。NPBで変えた?(14決)
ミート多用:実はメジャー時代にHRを放っている(プロスピ4)
--【その他】--
投球フォーム:スリークォーター35
NPB時代(2007)
▼他年度のMLBでの投球フォーム▼
Date | Team | Opp | GS | FB% | FBv | SL% | SLv | CT% | CTv | CB% | CBv | CH% | CHv | SF% | SFv | KN% | KNv | XX% |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5.9% |
ここをクリックで表示されます
Date | Team | Opp | GS | FB% | FBv | SL% | SLv | CT% | CTv | CB% | CBv | CH% | CHv | SF% | SFv | KN% | KNv | XX% |
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0.4% |
ここをクリックで表示されます
・コメント
パワター:自作
プロスピ4紹介文:
「怪物の穴*3を埋めるべくアメリカからやってきた超大物助っ人。球界随一の長身から繰り出されるストレートはまさにメジャー級」
150キロ、コンスタCCとスペックは高めなものの、赤特で調整しました。特にスタミナは高いもののケガF、回復Eなのでローテで組む時に頭を悩ませそうですね。
実際、イニングイーターとしては優秀そうだったので、ケガ(肘痛)さえなければもう少し良い印象を残せたのではないかと思います。
私も実際の投球を見た記憶がないので、まさか在籍期間1年しかない日本時代の投球映像があるわけないだろうと思っていたのですが、見つけました。
こういう名前しか聞いたことがない選手が「こんな選手だったんだ」と皆さんに知って頂く一つの機会になれたら嬉しいです。
OP戦成績:1勝0敗0H0S防御率2.40 先発機会3回 BB/9=1.8
日付 |
投球回 |
打者 |
安打 |
四球 |
三振 |
自責 |
|
3/3 |
4 |
17 |
4 |
1 |
1 |
0 |
1 |
3/10 |
5 |
19 |
2 |
2 |
1 |
5 |
1 |
3/18 |
6 |
25 |
6 |
0 |
1 |
2 |
2 |
合計 |
15 |
61 |
12 |
3 |
3 |
7 |
4 |
関連選手:
松坂大輔:この松坂の穴埋めで獲得された。
参考資料:
Jason Johnson Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & More | Baseball-Reference.com
怨霊.<ジェイソン・ジョンソン【パワプロ2018】 - パワプロのやつ>(参照日2023年1月1日)
dlife.<Jason Johnson - YouTube>(参照日2023年4月1日)
Society for American Baseball Research<Jason Johnson – Society for American Baseball Research>(参照日2023年11月8日)