大嶺 祐太
選手名:大嶺 祐太(おおみね ゆうた)
生年月日:1988年6月16日
2007年成績:0勝0敗0H0S 防御率11.25
経歴:沖縄県立八重山商工高等学校(2004-2006)-千葉ロッテマリーンズ (2007 -)
「チバリヨ―!八重山、そして沖縄の星がいざプロの舞台へ…!」
選手紹介
・活躍
2006年春、21世紀枠を除く離島からの甲子園出場を初めて果たし、沖縄本島出身者2名を除けば残りは全員石垣島出身というチームのエースとして「石垣島フィーバー」を巻き起こした大嶺祐太。2006年夏も甲子園出場を果たし、プロ注目の選手になっていた。そんな中、ソフトバンクホークスは大嶺が高校1年のころから精力的に訪問するなどして相思相愛の関係にあった。しかし、急転直下。急遽、マリーンズが指名を強行しホークスとのくじ引きの末、マリーンズが指名権を獲得した。その後、大嶺自身も難色を示し大学進学も視野に入れたが、最終的にはマリーンズへ入団することとなった。
以上の経緯もあり、色々な意味で注目を集めた大嶺だったが、プロ1年目からその輝きを放つこととなる。2/26の初の実戦での試合は同い年のルーキー田中将大と投げ合い2回4失点でKOされてしまい2軍で開幕を迎えるものの、3/29の対巨人戦で5回2失点と上々のデビュー。その後も4/8のヤクルト戦で6回2失点、4/15の楽天戦で5回2失点、4/22の巨人戦で6回2失点と安定した投球を続ける。すると、1軍の先発ローテであった小野晋吾が脇腹を痛め離脱し、その穴埋めとして急遽1軍登板することが決まる。
4/30の対西武戦で先発として1軍デビュー。4回0/3を投げ7安打5失点、カブレラからHRを浴びるなど1軍とのレベルの違いを見せつけられる結果となったが、投じた78球の内62球がストレートという若さ満点の投球で空振りをとることもあった。変化球の制球に不安を感じた里崎があえてそういう配球にした可能性はあるが、試合後に記者からの質問に対して「藤川球児と同じようなストレート。火の玉のようだった。これからが楽しみ」と語るほどだった。その後は再び2軍で調整することとなり、登板数14、防御率4.35で1年目のシーズンを終えた。同い年の田中将大はパ・リーグ新人王に輝いたが、大嶺もその素質は十分にある。持ち味を磨いてプロで輝いてほしい。
・査定について
--【装備品】--
バット:木→黒(7/31)
グローブ:黒→革(4/30プロ初登板)黒(5/15、7/8)
リストバンド:-/-→-/-
--【基礎能力】--
球速151キロ→151キロ:(4/15、データ図鑑)
コンG→E49:BB/9=2.25。08年BB/9=2.20。07年2軍BB/9=3.48
スタC→D58:2軍では先発として5.6回と目途に投げる。1完投も記録。
変化球:
・Hスライダー2:(14決1、プロスピ5、データ図鑑)
(カーブ):今週の一押し!。117キロ。ほぼ投げてない(プロスピ5、データ図鑑、パワ村1)
・Cアップ1:今週の一押し!。111キロ。2006年春の選抜の後に練習した(2006年夏1回戦実況より)プロ1年目から持ち球。(14決1、プロスピ5、データ図鑑)
(フォーク):→Vスライダー。今週の一押し!。125キロ(データ図鑑、パワ村2)
Vスライダー3:甲子園から勝負球として使用。フォークは恐らくVスラを勘違いしている?
(SFF):2011年春キャンプにて習得中との記事有。名付けて「石垣タイガーボール」
(サークルチェンジ):09年に今までの握りを変えシンカー気味に落ちるようになった
--【特殊能力】--
打たれ強さE:LOB率52.6%。精神的な弱さが課題(14決D)
対ピンチD:被打率.368/得点圏.600。08年被打率.260/得点圏.296(14決D)
対左C:右.400/左.250。08年右.306/左.213(14決D)
ノビC:分かってても打たれない(里崎談)(14決D)
クイックE:平均1.49秒(野球小僧2006年10月号)(14決D)
ケガE:夏場に脇腹を痛めてしまった。(14決D)
回復E:高卒1年目ルーキー。高校時代も慎重な起用(14決D、プロスピ5F)
球速安定:平均140キロ後半
(荒れ球):構えた所に行かないが、ストレートだけで勝負できる。変化球の制球力がない
(真っスラ):2軍戦(5/15)で「序盤真っスラだったが修正できた」(金沢捕手)
(ランナー○):走者無.444/有.300
人気者:「八重山フィーバー」の立役者。石垣島キャンプのきっかけもこの選手。
速球中心:初登板約8割(62/78)が直球(プロスピ5)
--【その他】--
試合 |
投球回 |
被安打 |
与四死球 |
失点 |
K/9 |
BB/9 |
||
2005年秋季大会 |
3 |
9 |
1 |
12 |
3 |
0? |
12.0 |
3.00 |
2006年夏県大会 |
6 |
33回1/3 |
21 |
37 |
13 |
8 |
9.99 |
3.51 |
投球フォーム:オーバースロー5
変化球:
▼高校時代を詳しく見る▼
打撃フォーム:スタンダード18
・コメント
パワター:デフォ(髪型変更)
プロスピ4紹介文:
「球持ちが良く球速以上の勢いと速さを感じさせるストレート。絶品のメジャー級スライダー。都会に恐れるものなどない。石垣島の剛腕」
当時の甲子園は春夏ともにリアルタイムで観戦していたんですが、それまで沖縄に対して強いというイメージは抱いたことがなかったものの(選抜は1999年に沖縄尚学が優勝経験があるものの夏は1991年、1992年の沖縄水産の準優勝と1997年の浦添商のベスト4以降は目立った戦績なし)この年は八重山商工が特集も組まれるほどの人気ぶりでスタンドからの大きな歓声とハイサイおじさんの応援に圧倒された印象がありました。
関連選手:
新垣 渚:同郷のスター選手であり、憧れの球団ホークスに在籍していた。
佐藤 賢治:2006年春の選抜で横浜高校の主軸として対戦。共にロッテに入団する。
丸 佳浩:2006年夏、千葉経大付の選手として対戦し、ヒットを放った。当時、2年生。
参考資料:
nf3 -Baseball Data House -<- nf3 - Baseball Data House Phase1.0 2007年度版>(参照日2020年4月1日)
プロ野球OBクラブチャンネル.<【斎藤佑樹のハンカチ騒動に野村弘樹がぶっちゃける】大嶺祐太登場!石垣島から甲子園春夏連続出場! - YouTube>(参照日2023年12月22日)
プロ野球OBクラブチャンネル.<【真相】ソフトバンクのはずだった…大嶺祐太のドラフトの真相とは!? - YouTube>(参照日2023年12月22日)
トクサンTV.<公園で…フルで投げるドラ1。ロッテのあの男。 - YouTube>(参照日2023年12月22日)
千葉ロッテマリーンズ石垣島応援隊.<【千葉リヨマリーンズ】大嶺祐太引退試合in石垣島にて永遠のライバル八重山商工時代のチームメイト金城長靖と真剣勝負!! - YouTube>(参照日2023年12月22日)
Full Count.<18歳の心えぐった過熱報道「人が嫌いになった」 入団拒否示唆…"不意打ちのドラ1" | Full-Count>(参照日2023年12月22日)
Full Count.<迫る戦力外…かっこ悪く見えた"急に焦り出す先輩" 4年で3度通告も貫いた信念 | Full-Count>(参照日2023年12月22日)
Number.<ダルビッシュも認めた大嶺祐太の剛速球…“離島のヒーロー”が千葉ロッテで過ごした15年間「また起き上がって立ち向かう」《中日と育成契約》 - プロ野球 - Number Web - ナンバー>(参照日2023年12月22日)